“どあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ドア
語句割合
83.3%
土堊16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平凡と俗惡の中に居て、人から注意を享けぬとなツては、もう駄目だね。朝に下宿を出る時は希望もあり、勇氣もある。然しそれも職員室のどあけるまでの事だ。
漂泊 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
一時間も二時間も下りて来ぬことがあります。私は耳をすまして二階の物音を聞こうとしたり、そっと主人の書斎のどあの外に抜足ぬきあししてじいッと聴いたり、かぎの穴からものぞいて見ました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
『本草綱目』に越地えつち深山に治鳥じちょうあり、大きさ鳩のごとく青色で樹を穿うがってを作る、大きさ五、六升の器のごとく口径数寸かざるに土堊どあを以てす、赤白相間あいまじわり状射候まとのごとし。