“ひらき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
55.2%
13.8%
開扉10.3%
上帆6.9%
開戸6.9%
3.4%
披戸3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瞳を上げる、鼻筋が冷く通って、片頬かたほにはらはらとかかる、軽いおくれ毛を撫でながら、しずかひらきを出ました。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其処そこへ、彫像てうざうおぶつてはいつたんですが、西洋室せいやうまひらきけやうとして、
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
これまへにもまうしましたとほり、狂歌師きやうかしつて狂歌きやうかひらきをいたす時
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
落語らくご濫觴らんしやうは、昔時むかし狂歌師きやうかし狂歌きやうかひらきとき
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
路次の奥に、駄菓子屋の裏口と思われる辺に、一枚の開扉ひらきがあって、外から海老錠えびじょうがかかっていた。
反抗 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
開扉ひらきには締りがしてなかった。
神棚 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
上帆ひらきをあげよ、山颪やまおろし
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
上帆ひらきをあげよ山おろし
『二十五絃』を読む (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
小屋に近よってみると、入り口といってはきわめて低い狭い開戸ひらきがついていて、道路工夫が道ばたにこしらえる建物に似寄ったものであった。
手水場ちょうずば上草履うわぞうりいて庭へり、開戸ひらきを開け、折戸のもとたゝずんで様子を見ますと、本を読んでいる声が聞える。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
この権太は大和国下市村の男なるに、芝居にて江戸風の大いなせにすることにつきては、すでに前人も不審を懐きし所なるが、ひらきは深くとがむべきにもあらざるべし。
真弓は顔を洗はうと思つて湯殿にはいつた。すると開けはなした披戸ひらきから、裏庭の小さな畠をいぢつてゐる母親の後ろ姿が見えた。
水と砂 (新字旧仮名) / 神西清(著)