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開扉
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ひらき
ふりがな文庫
“
開扉
(
ひらき
)” の例文
路次の奥に、駄菓子屋の裏口と思われる辺に、一枚の
開扉
(
ひらき
)
があって、外から
海老錠
(
えびじょう
)
がかかっていた。お清は帯の間から鍵を取出して、それを開いた。
反抗
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
玄関には
開扉
(
ひらき
)
が寄せてあったが、まだ締りはしてない様子だ。丁度いいと思って、いきなり中に飛び込んだものだ。そして郵便と云いながら小包を投り込んでやった。
未来の天才
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
開扉
(
ひらき
)
には締りがしてなかった。俺達は泥坊のようにそっと忍び込んだ。つき当りの勝手許まで辿りついて、其処に身を潜めた。中では何かことことと用をしてるらしかった。
神棚
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
“開扉”の意味
《名詞》
開扉(かいひ)
扉を開くこと。
寺院などで開帳すること。
(出典:Wiktionary)
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
扉
常用漢字
中学
部首:⼾
12画
“開”で始まる語句
開
開闢
開放
開鑿
開閉
開墾
開戸
開山
開眼
開府