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開扉
ふりがな文庫
“開扉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かいひ
57.1%
ひらき
42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいひ
(逆引き)
周知のごとくこのみ仏は、明治時代になってフェノロサによって
見出
(
みいだ
)
されるまで、数百年の間、全身に白い布をまかれ、秘仏として
開扉
(
かいひ
)
されずにあった。人々はこの観音の
呪
(
のろ
)
いを畏れていたという。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
何と、こんな中へ
開扉
(
かいひ
)
が頼まれますものですか。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
開扉(かいひ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひらき
(逆引き)
路次の奥に、駄菓子屋の裏口と思われる辺に、一枚の
開扉
(
ひらき
)
があって、外から
海老錠
(
えびじょう
)
がかかっていた。お清は帯の間から鍵を取出して、それを開いた。
反抗
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
玄関には
開扉
(
ひらき
)
が寄せてあったが、まだ締りはしてない様子だ。丁度いいと思って、いきなり中に飛び込んだものだ。そして郵便と云いながら小包を投り込んでやった。
未来の天才
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
開扉(ひらき)の例文をもっと
(3作品)
見る
“開扉”の意味
《名詞》
開扉(かいひ)
扉を開くこと。
寺院などで開帳すること。
(出典:Wiktionary)
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
扉
常用漢字
中学
部首:⼾
12画
“開”で始まる語句
開
開闢
開放
開鑿
開閉
開墾
開戸
開山
開眼
開府
検索の候補
自動開扉
“開扉”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
谷譲次
豊島与志雄
海野十三
泉鏡花