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山颪
ふりがな文庫
“山颪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やまおろし
88.9%
やまおろ
7.4%
ヤマオロシ
3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまおろし
(逆引き)
枕を削る
山颪
(
やまおろし
)
は、激しく
板戸
(
いたど
)
を
挫
(
ひし
)
ぐばかり、髪を
蓬
(
おどろ
)
に、
藍色
(
あいいろ
)
の
面
(
めん
)
が、
斧
(
おの
)
を取つて襲ふかともの
凄
(
すご
)
い。……心細さは
鼠
(
ねずみ
)
も鳴かぬ。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
山颪(やまおろし)の例文をもっと
(24作品)
見る
やまおろ
(逆引き)
四方
(
しほう
)
が
山
(
やま
)
に
囲
(
かこ
)
まれた
甲府
(
こうふ
)
の町のことですから、九月になるともう
山颪
(
やまおろ
)
しの秋風が立ち、大きなテントの屋根は、ばさりばさりと風にあおられていました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
山颪(やまおろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ヤマオロシ
(逆引き)
山颪
(
ヤマオロシ
)
に吹き
暴
(
サラ
)
されて、荒草深い
山裾
(
ヤマスソ
)
の斜面に、
万法蔵院
(
マンホフザウヰン
)
の細々とした
御灯
(
ミアカシ
)
の、
煽
(
アフ
)
られて居たのに目馴れた人たちは、この幸福な
転変
(
テンペン
)
に、目を
睜
(
ミハ
)
つて居るだらう。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
山颪(ヤマオロシ)の例文をもっと
(1作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
颪
漢検1級
部首:⾵
12画
“山”で始まる語句
山
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