“叡山颪”の読み方と例文
読み方割合
えいざんおろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人々の眼の向いた方に——遠く提燈ちょうちんの灯が三つ四つ——その提燈よりも明るい月の下を叡山颪えいざんおろしに吹かれながら、ちらちら近づいて来るのが見えた。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)