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山颪
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やまおろ
ふりがな文庫
“
山颪
(
やまおろ
)” の例文
四方
(
しほう
)
が
山
(
やま
)
に
囲
(
かこ
)
まれた
甲府
(
こうふ
)
の町のことですから、九月になるともう
山颪
(
やまおろ
)
しの秋風が立ち、大きなテントの屋根は、ばさりばさりと風にあおられていました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
いや、たんなる
山颪
(
やまおろ
)
しとも思えないそれは
悽気
(
せいき
)
をふくんだ家鳴りをなし、とたんに、天井でも落ちてきたような
塵埃
(
じんあい
)
のかたまりが、墨みたいに捕手たちの
松明
(
たいまつ
)
を吹きつつんだ。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
颪
漢検1級
部首:⾵
12画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車