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転変
ふりがな文庫
“転変”のいろいろな読み方と例文
旧字:
轉變
読み方
割合
てんぺん
80.0%
テンペン
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんぺん
(逆引き)
ながるる濠の水は
春秋
(
しゅんじゅう
)
かわりなく、いまも、
玲瓏
(
れいろう
)
秋の
宵
(
よい
)
の半月にすんでいるが、人の手にともされる
灯
(
ひ
)
と、つがれる
油
(
あぶら
)
は、おのずから
転変
(
てんぺん
)
している。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わが身のあわただしい
転変
(
てんぺん
)
に心をうばわれ、人のことどころではなかったのだ。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
転変(てんぺん)の例文をもっと
(4作品)
見る
テンペン
(逆引き)
山颪
(
ヤマオロシ
)
に吹き
暴
(
サラ
)
されて、荒草深い
山裾
(
ヤマスソ
)
の斜面に、
万法蔵院
(
マンホフザウヰン
)
の細々とした
御灯
(
ミアカシ
)
の、
煽
(
アフ
)
られて居たのに目馴れた人たちは、この幸福な
転変
(
テンペン
)
に、目を
睜
(
ミハ
)
つて居るだらう。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
太政官符
(
ダイジヤウグワンプ
)
に、更に
厳
(
キビ
)
しい
添書
(
コトワキ
)
がついて出ずとも、氏々の人は皆、目の前のすばやい人事自然の交錯した
転変
(
テンペン
)
に、目を
瞠
(
ミハ
)
るばかりであつたので、久しい
石城
(
シキ
)
の問題も、其で、解決がついて行つた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
転変(テンペン)の例文をもっと
(1作品)
見る
“転変”の意味
《名詞》
転 変(てんぺん)
物事が移り変わること。
(出典:Wiktionary)
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
変
常用漢字
小4
部首:⼡
9画
“転”で始まる語句
転
転婆
転寝
転覆
転訛
転倒
転々
転輾
転生
転嫁
検索の候補
有為転変
乱壊転変
動機変転
変移流転
変遷転々
相変化転
転換変容
波瀾重畳幾変転
“転変”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
壺井栄
吉川英治
折口信夫