“転寝”のいろいろな読み方と例文
旧字:轉寢
読み方(ふりがな)割合
うたたね85.3%
うたゝね11.8%
ごろね2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“転寝”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.3%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
泣きくたびれて、いつしかスヤスヤと転寝うたたねにおちたお艶、栄三郎がいれば小掻巻こかいまき一つでも掛けてやろうものを。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
お寿々を頭に描きながら、その日の帰りも、深酔いして、家へ戻ると、夕闇の畳の上へ、ごろりと転寝うたたねをしてしまった。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あれまア、こんな所で転寝うたゝねさして、風邪引くでねえかとそばさ寄ると、おらもう少しで腰さ抜かす所だったゞ。
青服の男 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
百姓が夕方野良から帰つてみると、玄知は花の下でいぬころのやうにいびきを掻きながら転寝うたゝねをしてゐた。
いや、それがまた不思議なんです。ひとりで寝ていたのならば、まだしもの事ですけれども、日本人は大抵七、八人ずつ一軒の小屋に枕をならべて寝ているんです。まして原住民は十人も二十人も土間にアンペラを敷いて、一緒にかたまって転寝ごろねをしているんですから、かりに猛獣が来ても、野蛮人が来ても、ほかの者にさとられないようにそっと一人をさらって行くということは、よほど困難の仕事で、誰か気のつく者があるはずです。
麻畑の一夜 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)