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『来訪者』
ふりがな文庫
『
来訪者
(
らいほうしゃ
)
』
わたくしはその頃身辺に起つた一小事件のために、小説の述作に絶望して暫くは机に向ふ気にもなり得なかつたことがある。 小説は主として描写するに人物を以てするものである。人物を描写するにはまづ其人物の性格と、それに基いた人物の生活とを観察しなけれ …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「来訪者」筑摩書房、1946(昭和21)年9月5日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1時間16分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
甲
(
カン
)
顛
(
くつがへ
)
明
(
あく
)
更
(
ふけ
)
下
(
さ
)
投
(
はう
)
歩
(
あし
)
定
(
ぢやう
)
馴染
(
なれそ
)
家
(
が
)
掌
(
ひら
)
皮膚
(
きめ
)
圧
(
あつ
)
常住
(
しよつちう
)
後
(
ご
)
溝川
(
みぞがは
)
追
(
おつ
)
顫
(
ふるへ
)
一時
(
ひとしきり
)
出
(
いで
)
切掛
(
きつかけ
)
単衣
(
ひとへもの
)
懐
(
なつか
)
戯
(
たはむ
)
此方
(
こつち
)
洗滌
(
あらひ
)
炎焔
(
イルフオコ
)
緩
(
ゆるや
)
顫
(
ふるは
)
鮮
(
すくな
)
先
(
せん
)
堪
(
こら
)
塵
(
ほこり
)
大
(
だい
)
子
(
し
)
家
(
や
)
家中
(
うちぢゆう
)
後
(
うしろ
)
悪戯
(
いたづら
)
放棄
(
うつちや
)
暗夜
(
あんや
)
気
(
げ
)
潜門
(
くゞりもん
)
燭
(
しよく
)
細
(
こまか
)
譫言
(
うはごと
)
上衣
(
うはぎ
)
仰有
(
おつしや
)
優
(
まさ
)
入
(
はい
)
分
(
わか
)
刎飛
(
はねとば
)
午飯
(
ひる
)
姿勢
(
ポーズ
)
左前
(
ひだりまへ
)
年齢
(
ねんれい
)
幽
(
かすか
)
慌忙
(
あわ
)
折屈
(
をりかゞ
)
早熟
(
さうじゆく
)
明日
(
あした
)
此方
(
こなた
)
灯
(
あかり
)
然
(
さ
)
狼狽
(
うろた
)
生茂
(
おひしげ
)
真
(
まこと
)
真間
(
まゝ
)
空恐
(
そらおそろ
)
空間
(
あきま
)
籠
(
こ
)
総
(
ふさ
)
義妹
(
いもと
)
聞知
(
きゝし
)
腿
(
もゝ
)
蔽
(
おほ
)
虞
(
おそれ
)
躬
(
みづか
)
転寝
(
うたゝね
)
辵
(
しんにふ
)
頗
(
すこぶる
)
上唄
(
かみうた
)
二間
(
ふたま
)
人好
(
ひとよ
)
他
(
ほか
)
体
(
てい
)
使立
(
つかひだ
)
側
(
そば
)
入
(
い
)
内
(
うち
)
剪
(
き
)
反
(
そ
)
台詞
(
せりふ
)
咳嗽
(
せき
)
啄
(
ついば
)
喟然
(
きぜん
)
夢裡
(
むり
)
実家
(
さと
)
室
(
へや
)
寒暄
(
かんけん
)