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左前
ふりがな文庫
“左前”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひだりまえ
66.7%
ひだりまへ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひだりまえ
(逆引き)
もう一つにはお常も人情、むかしは世話になった由兵衛が
左前
(
ひだりまえ
)
になっているのを知ると、さすがに気の毒だという念も起る。
虎
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
だんだん
左前
(
ひだりまえ
)
になって職人もひとり出、ふたり出、親父の代から住みこんでいる三人ばかりの
下染
(
したぞめ
)
と
家内
(
かない
)
のおもんを相手に張りあいのない様子で商売をつづけていた。
顎十郎捕物帳:18 永代経
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
左前(ひだりまえ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ひだりまへ
(逆引き)
また細君の里の運送屋も震災後
左前
(
ひだりまへ
)
になつて、当主の兄が家族をつれて千葉へ引込んだやうな訳で、夫婦とも今は見得ばつてゐるどころではない。
来訪者
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「死骸の着物は
左前
(
ひだりまへ
)
に着せてあつたでせう」
銭形平次捕物控:151 お銀お玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
左前(ひだりまへ)の例文をもっと
(2作品)
見る
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“左前”の関連語
着付
“左前”で始まる語句
左前上膊部
検索の候補
前後左右
左舷前方
前左少弁行隆
左右前後
左前上膊部
前左馬頭義朝
左右前後跪起
“左前”のふりがなが多い著者
佐々木邦
久生十蘭
岡本綺堂
永井荷風
野村胡堂