“辵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんにゅう72.7%
しんにふ18.2%
しんにゆう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或いはそれにしんにゅうをかけた程度のものが集まっていると見れば差支えないが、さりとて、相当堅気のものも好奇ものずきで寄って来ている。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
三度の食事も、一ツ皿や一ツ茶碗で食べなければ満足しないと言ふやうな訳なんです。まづ何ですな。阿部お定にしんにふをつけたやうなものなんでせう。
来訪者 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
筑波おろしが、少しでもしんにゆうをかけて来ると、ミシ/\、ミシ/\と鳴り出す仕末、棺桶で無いから輪がはづれたとて、グニヤリと死人がころげ出す事もあるまいが、もし此家が壊れたら
俺の記 (新字旧仮名) / 尾崎放哉(著)