“紐線”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
コード40.0%
ひもせん40.0%
ちゅうせん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
変だなと思ってしらべてみると、マイクの紐線コードがいつの間にかぷつんと切られているのであった。これでは、地上から応答のないのも無理ではない。
空中漂流一週間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
帆村は手をのばして、卓上から電話機につづいている紐線ひもせんをずるずると引っ張りだし、そのはしを耳の穴に近づけた。紐線の端には、線とおなじ太さの受話器がついていた。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
その声が終るが早いか、電話機は紐線ちゅうせんもろともぷつりとひきちぎられた。川上が力まかせにひきちぎったのだ。彼の腕がぶーんと鳴った。
浮かぶ飛行島 (新字新仮名) / 海野十三(著)