紐線ちゅうせん)” の例文
その声が終るが早いか、電話機は紐線ちゅうせんもろともぷつりとひきちぎられた。川上が力まかせにひきちぎったのだ。彼の腕がぶーんと鳴った。
浮かぶ飛行島 (新字新仮名) / 海野十三(著)