“ちゅうたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紐帯85.7%
中隊14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶を飲むために止ると必ず集って来て、私の肩の上にある不思議な紐帯ちゅうたいにさわって見たり、検査したりする。
主君邦夷を中心にしていた家臣の一団が、そのとき、紐帯ちゅうたいを断たれ、個々ばらばらにきり離されたのである。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
それは一中隊ちゅうたいぐらいで、鉄橋てっきょうの上を行く汽車よりはもっとゆるく、小学校の遠足の列よりはも少し早く、たぶんは中隊長らしい人を先頭にだんだん橋をわたって行きました。
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)