“おさらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
復習70.0%
温習20.0%
演習10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万七も悪い心持はしなかったでしょう、ツイ先に立って庫裡へ入ると、調べ口の復習おさらいをするように八五郎に話してくれました。
芝居の桟敷裏さじきうらを折曲げて、縦に突立つったてたように——芸妓げいしゃ温習おさらいにして見れば、——客のうちなり、楽屋うちなり、裙模様すそもようを着けた草、くしさした木の葉の二枚三枚は、廊下へちらちらとこぼれて来よう。
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その頃、ふうをなして行われた試験間際に徹夜の勉強、終夜ととなえて、気の合った同志が夜あかしに演習おさらいをする、なまけものの節季せっき仕事と云うのである。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)