“おさらひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
復習57.1%
御浚14.3%
温習14.3%
演習14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愚助ぐすけはお寺から学校へ通ひました。和尚様は、愚助が帰つて来ると直ぐ今日習つた所を復習おさらひしてみました。ところが、一つだつて覚えてゐません。
愚助大和尚 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
三四郎は二十三ページの前で一応昨夜ゆふべ御浚おさらひをする気である。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
れよりも、徹夜てつや温習おさらひに、なによりか書入かきいれな夜半やはん茶漬ちやづけわすれられぬ、大福だいふくめいた餡餅あんもあぶつたなごりの、餅網もちあみが、わびしく破蓮やればすかたちたゝみんだ。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
其頃そのころふうをなしておこなはれた試驗しけん間際まぎは徹夜てつや勉強べんきやう終夜しうやとなへて、つた同志どうしあかしに演習おさらひをする、なまけものの節季仕事せつきしごとふのである。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)