“破蓮”の読み方と例文
読み方割合
やればす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それよりも、徹夜の温習おさらいに、何よりか書入かきいれな夜半やはんの茶漬で忘れられぬ、大福めいた餡餅あんもあぶったなごりの、餅網が、わびしく破蓮やればすの形で畳に飛んだ。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
れよりも、徹夜てつや温習おさらひに、なによりか書入かきいれな夜半やはん茶漬ちやづけわすれられぬ、大福だいふくめいた餡餅あんもあぶつたなごりの、餅網もちあみが、わびしく破蓮やればすかたちたゝみんだ。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)