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烘
ふりがな文庫
“烘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぶ
68.8%
や
18.8%
あた
6.3%
おこ
6.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶ
(逆引き)
物を
烘
(
あぶ
)
るの能は夏日に如かざるが如きであるに關らず、猶春風春日は人をして無限の懷かしさを感ぜしむるやうなものである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
烘(あぶ)の例文をもっと
(11作品)
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や
(逆引き)
柳河の夏はかうして凡ての心を重く暗く腐らしたあと、池の辺には鬼百合の赤い閃めきを先だてゝ、
烘
(
や
)
くが如き暑熱を注ぎかける。
水郷柳河
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
烘(や)の例文をもっと
(3作品)
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あた
(逆引き)
五「それは余りお固いお洒落でげすな、
私
(
わたくし
)
が洒落ましょう、斯ういうのは何うでございます、大黒様が
巨燵
(
こたつ
)
に
烘
(
あた
)
ってるのでございます、大黒
暖
(
あった
)
かいと」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
烘(あた)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
おこ
(逆引き)
青い火さきが、堅炭を
搦
(
から
)
んで、真赤に
烘
(
おこ
)
って、窓に
沁
(
し
)
み入る
山颪
(
やまおろし
)
はさっと
冴
(
さ
)
える。三階にこの火の勢いは、大地震のあとでは、ちと申すのも
憚
(
はばか
)
りあるばかりである。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
烘(おこ)の例文をもっと
(1作品)
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烘
部首:⽕
10画
“烘”を含む語句
可烘
温烘
“烘”のふりがなが多い著者
三島霜川
三遊亭円朝
幸田露伴
泉鏡花
北原白秋
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
泉鏡太郎
森鴎外