“温烘”の読み方と例文
読み方割合
あたゝか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暮れてから血が少し下降して、即ち腦は極すこしく貧血する。試みに夜間すや/\と美睡せる健康の童子の額に手を觸れて見よ、必らず清涼である。そして身體は温烘あたゝかである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)