“餅網”の読み方と例文
読み方割合
もちあみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おれの家(うち)では買わせねえ、商業(しょうべえ)が違うのをしらねえか、どうしても頭に網をかぶせたきゃあ、そこにある餅網(もちあみ)でもかぶれ。」
父(ちゝ)は夢(ゆめ)だ、と云(い)つて笑(わら)つた、……祖母(そぼ)もともに起(お)きて出(い)で、火鉢(ひばち)の上(うへ)には、再(ふたゝ)び芳(かんば)しい香(かをり)が滿(み)つる、餅網(もちあみ)がかゝつたのである。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
『いいえ、七百両みんな封金で、そいつを、餅網(もちあみ)に入れて口を縛ってあるとの事ですから、川の水が増しても、流れて場所の変る気づかいはございません』
魚紋 (新字新仮名) / 吉川英治(著)