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餅撒
ふりがな文庫
“餅撒”の読み方と例文
読み方
割合
もちま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちま
(逆引き)
「さア
餅撒
(
もちま
)
きだ」と誰かが云った。そのときまでには大人もつめかけていた。海岸の漁夫部落からは半分裸の男もおしかけて来た。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
式の翌る日からは、貧民への
餅撒
(
もちま
)
きやら、
施粥
(
せがゆ
)
やら、寺院への
勧進
(
かんじん
)
やら、それも済むと、新郎新婦は、やがて、新しい愛の巣へ、二人だけで移って住むことになった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのあとを彼は女に向いて云った、「そなたも久しぶりで人間の顔を見るわけじゃ、まもなく
餅撒
(
もちま
)
きがはじまりましょう故、縁起を拾うて
匇々
(
そうそう
)
に戻るがよい、衣類はこれで上等」
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
餅撒(もちま)の例文をもっと
(3作品)
見る
餅
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
撒
漢検準1級
部首:⼿
15画
“餅”で始まる語句
餅
餅搗
餅屋
餅花
餅菓子
餅肌
餅網
餅々
餅粽
餅臼
“餅撒”のふりがなが多い著者
本庄陸男
吉川英治