“福州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふくしゅう50.0%
ふくしう25.0%
フーチュ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窓ガラスの掃除そうじをしているかわいらしい子供の船員に聞いてみたが島の名もわからない、福州ふくしゅうの沖だろうという。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
主人しゆじんは、支那しな福州ふくしう大商賈おほあきんどで、きやくは、それも、和蘭陀オランダ富豪父子かねもちおやこと、しま酋長しうちやうなんですがね、こゝでね、みんながね、たゞひとツ、それだけにいて繰返くりかへしてはなしてたのは、——のね
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
福州フーチュです」というと「あなたはシナ語を知ってるだろうな。」こりゃ困ったと思いましたが「知って居ります」というとその紳士は大分にシナ語が出来ますのでシナ語を使い出したです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)