“大商賈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおあきんど33.3%
おおどこ33.3%
おほあきんど33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主人しゅじんは、支那しな福州ふくしゅう大商賈おおあきんどで、客は、其も、和蘭陀オランダ富豪父子かねもちおやこと、此の島の酋長しゅうちょうなんですがね、こゝでね、みんながね、たゞひとツ、其だけにいて繰返して話して居たのは、——此のね
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
朱塗の大きな円卓えんたくをかこんで、格式張ったお役人ふうなのをひとりまぜ、大商賈おおどこの主人とも見える人体じんていが四人、ゆったりと椅子にかけ、乾酪チーズを肴に葡萄酒の杯をあげている。
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
主人しゆじんは、支那しな福州ふくしう大商賈おほあきんどで、きやくは、それも、和蘭陀オランダ富豪父子かねもちおやこと、しま酋長しうちやうなんですがね、こゝでね、みんながね、たゞひとツ、それだけにいて繰返くりかへしてはなしてたのは、——のね
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)