村の兄弟むらのきょうだい
ある田舎に、仲のよい兄弟がありました。ある日のこと、兄は、一人で重い荷を車にのせて、それを引いて町へ出かけてゆきました。道すがら兄は、弟のことを頭の中で思っていました。 「頭のいい、やさしい、いい弟だ。俺はこうして働いても、せめて弟だけは、 …
作品に特徴的な語句
うえ たし ぶん ことわ なか 今日きょう あに ひか はい むか いえ 幾人いくにん ほう おさ 老人ろうじん わか くる はな かた かる あいだ あたま 一人ひとり 一粒ひとつぶ 両方りょうほう 二人ふたり ひと 人々ひとびと 人間にんげん 仕事しごと なか やす 保証ほしょう おれ たお はたら にい 兄弟きょうだい まる わか まえ 前後ぜんご たす 勉強べんきょう 医者いしゃ くち 名薬めいやく いのち 咽喉のど しな よろこ 大事だいじ 家宝かほう ちい かえ とし 幾年いくねん おとうと あと こころ 心配しんぱい 必要ひつよう わす おも さと わる 感心かんしん さが 支那しな 教訓きょうくん たび はや むかし はる 木蔭こかげ むら 村人むらびと まつ