“保証”のいろいろな読み方と例文
旧字:保證
読み方割合
ほしょう46.2%
うけあい23.1%
あかし7.7%
うけあ7.7%
うけあひ7.7%
うけにん7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分じぶんのものでありながら、それを保証ほしょうする道徳どうとくのなかったこと、こんな、よいわるいの分別ふんべつがなくなるまで、社会しゃかいがくずれたかという、なげきにほかありません。
道の上で見た話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そしてここに十七章三節において「ねがわくはものしろを賜うてなんじみずから我の保証うけあいとなり給え、誰かほかにわが手をつ者あらんや」
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
六 ねがはくは一日も早く世界を見、世界のふみを読み、世界の刺戟と啓発によりてわがとがをあらため、生けるしるしある国の座に回生かへ保証あかしをあたへたまはんことを
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
保証うけあえませんねえ、今日はお朔日だから」
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
疵といふて別にあるでもなし頭の顱骨さらを打破つた訳でもなければ、整骨医師ほねつぎいしやの先刻云ふには、ひどく逆上したところを滅茶〻〻に撲たれたため一時は気絶までも為たれ、保証うけあひ大したことは無い由
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
自分の財産しんだいげて保証うけにんの義務を果たすと云ふ律義な人でなかつたならば、老婆おばあさんも今頃は塩問屋の後室おふくろさまで、兼吉君は立派に米さんと云ふ方の良人をつととして居られるのでせう
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)