“うけあひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
請合61.9%
受合28.6%
保証4.8%
承合4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
請合うけあひでございますよ。およそ世界にそんな眞黒な顏をしてゐるのは、あなたと海坊主のほかはございますまい。はゝゝゝゝゝ。
能因法師 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
おほせ御道理ごもつともでは御座りますれど先から好みし縁談えんだんならず此方よりして若旦那が見染みそめて無理にもらひに行き此管伴ばんたうの目の黒い中に如何なる事ありとも離縁りえんはされぬと受合うけあひしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
疵といふて別にあるでもなし頭の顱骨さらを打破つた訳でもなければ、整骨医師ほねつぎいしやの先刻云ふには、ひどく逆上したところを滅茶〻〻に撲たれたため一時は気絶までも為たれ、保証うけあひ大したことは無い由
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「これは、しやぼん、鰹節かつをぶし以上いじやうですな。——道中だうちうそんずること承合うけあひですぜ。」
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)