能因法師のういんほうし
登場人物 能因法師 藤原節信 能因の弟子良因 花園少將 少將の奧園生 伏柴の加賀 陰陽師阿部正親 藤原時代。秋のなかば。 洛外の北嵯峨。能因法師の庵。 藁葺の二重家體にて、正面の上のかたに佛壇あり、その前に經卷をのせたる經机を置く。 佛壇に …
作品に特徴的な語句
調しつら みち やから 上手うはて 退すさ きつ いづ つれ そつ 如何いかゞ くら 此方こつち 日本ひのもと 手下てもと 引立ひつた いつ わし のう ずり いや かはづ 請合うけあひ 首肯うなづ 大蛇をろち ちつ あた わき 逢魔あふま 朝夕あさゆふ ばけ 枕邊まくらもと 井出ゐで ひそか まろ 御覽ごらう 長柄ながら 歸路かへり おどか もん いほり 空虚から 燈火あかり 女子をなご 信夫しのぶ 何日いつ 筑紫つくし 上染じやうそめ 糸瓜へちま 肉體からだ 何故なぜ 良因りやういん 伏柴ふししば 資本もとで 主人あるじ 退 かど 陸奧みちのく めし 奧州あうしう つま おく うち 天日てんぴ 壁虎やもり 園生そのふ 御人ごじん 御幣ごへい おび なさけ 同腹ぐる 古物こぶつ たしか 口隱くちごも はら かた 日數ひかず ひか いとま 松明たいまつ 價値ねうち 歌人うたびと そば