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攘
ふりがな文庫
“攘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はら
70.8%
ぬす
14.6%
ぱら
4.2%
う
2.1%
かか
2.1%
から
2.1%
と
2.1%
みだ
2.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はら
(逆引き)
狐は毎夜その女のところへ忍んで来るので、張の家では大いに
患
(
うれ
)
いて、なんとかして追い
攘
(
はら
)
おうと試みたが、遂に成功しなかった。
中国怪奇小説集:15 池北偶談(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
攘(はら)の例文をもっと
(34作品)
見る
ぬす
(逆引き)
人民はこれ狼が説法して羊を欺き、猫が弾定に入ると
詐
(
いつわ
)
って鶏を
攘
(
ぬす
)
まんとするに等しと嘲弄し、何の傾聴することかあらん。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
攘(ぬす)の例文をもっと
(7作品)
見る
ぱら
(逆引き)
「何、この
淫売婦
(
じごくおんな
)
が
家
(
うち
)
の若旦那を呼び出しに来たから、追っ
攘
(
ぱら
)
って
了
(
しま
)
う所で……。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
攘(ぱら)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
う
(逆引き)
日本が好餌として沿海を
窺
(
うかが
)
われている事実や、それを
攘
(
う
)
てという朝廷の攘夷派と、幕府の開港策とが、対立してる事や、志士、各藩の動向——水戸学の運動化——それから
脚
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
攘(う)の例文をもっと
(1作品)
見る
かか
(逆引き)
経世家的儒者中井竹山が山崎派を排斥して、竹内式部の事例に及び「『靖献遺言』を主張し、
臂
(
ひじ
)
を
攘
(
かか
)
げて
横議
(
おうぎ
)
し、目前の大害を引出し候」と
掊撃
(
ほうげき
)
したるを見れば
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
攘(かか)の例文をもっと
(1作品)
見る
から
(逆引き)
觀棚は内壁の布張汚れ裂けて、天井は
鬱悒
(
いぶせ
)
きまで低し。
少焉
(
しばし
)
ありて、上衣を脱ぎ
襯衣
(
はだぎ
)
の袖を
攘
(
から
)
げたる男現れて、舞臺の前なる燭を
點
(
とも
)
しつ。客は皆無遠慮に聲高く語りあへり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
攘(から)の例文をもっと
(1作品)
見る
と
(逆引き)
蒲生源左衛門は須田等を
糺
(
きゅう
)
した。二人は証拠文書を
攘
(
と
)
って来たのだから、それに合せて逐一に述立てた。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
攘(と)の例文をもっと
(1作品)
見る
みだ
(逆引き)
年二十二、京ニ
適
(
ゆ
)
キ丹丘梅竜両先生ノ門ニ遊ブ。常ニ先生ニ代ツテ経ヲ講ジ業ヲ授ク。
諄諄
(
じゅんじゅん
)
トシテ
倦
(
う
)
マズ。弟子
相
(
あい
)
イツテ曰ク明鏡ハ照シテ疲レズ清流ハ風ニ
攘
(
みだ
)
レズトハ
鷲子
(
しゅうし
)
ノ
謂
(
いい
)
カト。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
攘(みだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
攘
漢検1級
部首:⼿
20画
“攘”を含む語句
攘夷
尊王攘夷
攘除
逐攘
撃攘
龍攘虎搏
攘夷論
尊攘
鎖攘
攘夷家
攘祓
勤王攘夷
開攘
鎖港攘夷
鎖攘主義
尊攘派
尊攘論者
追攘
破邪攘魔
尊王攘幕
...
“攘”のふりがなが多い著者
南方熊楠
下村湖人
徳田秋声
岡本綺堂
柳田国男
桑原隲蔵
幸田露伴
石川啄木
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
中里介山