“尊攘”の読み方と例文
読み方割合
そんじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行列の中央に高く「尊攘そんじょう」の二字を掲げた旗は、陣太鼓と共に、筑波以来の記念でもあった。参謀の兵部は軍中第二班にある。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
かつて水戸から起こったものが筑波つくばの旗上げとなり、尊攘そんじょうの意志の表示ともなって、きた歴史を流れたように、今またそれの形を変えたものが佐賀にも、土佐にも
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)