“壁虎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やもり90.0%
かべちょろ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お勢の、壁虎(やもり)の背のような怨み深げな顔……、成戸の、打算に長(た)けた白々とした眼も……苦々しく、打衝(ぶつ)かり合うが、言葉は出ない。
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
というのは、蛇ばかりでなく、人形の腹には壁虎(やもり)が一匹やっぱり釘づけになって生きている。よっぽど執念ぶかい奴の仕業(しわざ)に相違ありませんね
半七捕物帳:43 柳原堤の女 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
やっと、別々に寝たかと思うと、「壁虎(かべちょろ)(やもり)が出た」といって、また、金五郎の方へ、出張して来るのだった。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)