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壁厨
ふりがな文庫
“壁厨”の読み方と例文
読み方
割合
おしいれ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしいれ
(逆引き)
ところで、その爺さんと婆さんが死んでから間もない時のこと、そこの息子の細君が何かの用事で
壁厨
(
おしいれ
)
を開けたが、開けるなり
平山婆
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「某家では、板女が衣類を持って逃げようとするところを知って、
妻女
(
さいじょ
)
が
長刀
(
なぎなた
)
を持って切りかけると、
壁厨
(
おしいれ
)
の戸板へ引附いて消えてしまった」
女賊記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「そんなら、腹が空いて来たら喫うが好え」と云って、それから
壁厨
(
おしいれ
)
を開けて、一枚の薄い蒲団と木の枕を出して来て、旅人の傍に置きました。
死人の手
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
壁厨(おしいれ)の例文をもっと
(8作品)
見る
壁
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
厨
漢検準1級
部首:⼚
12画
“壁”で始まる語句
壁
壁際
壁代
壁板
壁間
壁体
壁虎
壁側
壁龕
壁土