トップ
>
『女賊記』
ふりがな文庫
『
女賊記
(
じょぞくき
)
』
館林の城下では女賊の噂で持ち切っていた。それはどこからともなしに城下へ来た妖婦であった。色深い美しい顔をした女で、捕えようとすると傍にある壁のはめ板へぴったり引附いてそのまま姿を消すのであった。土地の人は何人云うとなしにそれを板女と云ってい …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
白痴
(
しれもの
)
端
(
さき
)
何人
(
どなた
)
縁
(
べり
)
伴
(
つれ
)
何人
(
たれ
)
己
(
じぶん
)
所為
(
しわざ
)
某
(
ある
)
空腹
(
ひもじ
)
鰥暮
(
やもめぐらし
)
僕
(
げなん
)
喫
(
く
)
如何
(
いかが
)
山上
(
やまかみ
)
柄
(
つか
)
知己
(
しりあい
)
自然
(
おのず
)
越
(
ごし
)
鳴
(
なり
)
垂
(
たれ
)
女賊
(
じょぞく
)
引附
(
ひっつ
)
所天
(
ていしゅ
)
揮
(
ふ
)
数多
(
たくさん
)
煩
(
うるさ
)
疲労
(
つか
)
脱
(
と
)
透
(
すか
)
雪崩
(
なだ
)
顕
(
あらわ
)
黄金
(
きん
)
交
(
まじ
)
亥時
(
よつ
)
仰向
(
あおむ
)
伴
(
つ
)
午
(
ひる
)
周囲
(
まわり
)
啼
(
な
)
執
(
と
)
壁厨
(
おしいれ
)
壮
(
わか
)
夜
(
よ
)
女子
(
おなご
)
妻女
(
さいじょ
)
姝
(
きれい
)
婢
(
じょちゅう
)
媽
(
かみ
)
室
(
へや
)
射
(
さ
)
庖厨
(
かって
)
庭前
(
にわさき
)
弄
(
もてあそ
)
強
(
し
)
懸金
(
かけがね
)
戸外
(
そと
)
手執
(
てど
)
掠
(
かす
)
掻
(
か
)
揮
(
ふる
)
旅籠
(
はたご
)
昨夜
(
ゆうべ
)
昨日
(
きのう
)
板女
(
いたおんな
)
桐
(
きり
)
注
(
つ
)
渡船
(
わたし
)
漏
(
も
)
潜
(
くぐ
)
狂人
(
きちがい
)
眼前
(
めのまえ
)
睜
(
みは
)
知己
(
ちき
)
算
(
かぞ
)
紗
(
しゃ
)
背後
(
うしろ
)
胡坐
(
あぐら
)
若侍
(
わかざむらい
)
莞
(
にっ
)
蒼白
(
あおじろ
)
藤枝
(
ふじえだ
)
蘆
(
あし
)
血刀
(
ちがたな
)
覘
(
ねら
)
詞
(
ことば
)
誡
(
いまし
)
起
(
た
)
辺
(
あたり
)
邸
(
やしき
)
金
(
かね
)
長刀
(
なぎなた
)
開
(
あ
)
隅
(
すみ
)
隻手
(
かたて
)
面
(
おもて
)
頭
(
かしら
)
頭髪
(
かみ
)
飯櫃
(
めしびつ
)
館林
(
たてばやし
)