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血刀
ふりがな文庫
“血刀”の読み方と例文
読み方
割合
ちがたな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちがたな
(逆引き)
その
血刀
(
ちがたな
)
をさげたまま、直人は、そぼふる雨の表へ、ふらふらと出ていった。待ちうけるようにして、バラバラと影がとびかかった。
流行暗殺節
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
旗野の
主人
(
あるじ
)
は
血刀
(
ちがたな
)
提
(
ひつさ
)
げ、「やをれ
婦人
(
をんな
)
、
疾
(
と
)
く覚めよ」とお村の
肋
(
あばら
)
を
蹴返
(
けかへ
)
せしが、
活
(
くわつ
)
の
法
(
はふ
)
にや
合
(
かな
)
ひけむ、うむと
一声
(
ひとこゑ
)
呼吸
(
いき
)
出
(
い
)
でて、あれと驚き
起返
(
おきかへ
)
る。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
寺町通の町人や往来の人は、打ち合ふ一群を恐る/\取り巻いて見てゐたが、四郎左衛門が
血刀
(
ちがたな
)
と
生首
(
なまくび
)
とを持つて来るのを見て、さつと道を開いた。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
血刀(ちがたな)の例文をもっと
(15作品)
見る
血
常用漢字
小3
部首:⾎
6画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“血”で始まる語句
血
血眼
血腥
血統
血汐
血潮
血痕
血飛沫
血相
血糊
“血刀”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
佐々木味津三
林不忘
吉川英治
幸田露伴
泉鏡花
森鴎外
岡本綺堂
田中貢太郎