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蹴返
ふりがな文庫
“蹴返”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けかえ
71.4%
けかへ
19.0%
けか
9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けかえ
(逆引き)
下島は
面色
(
かおいろ
)
が変った。「そうか。返れと云うなら返る。」こう言い放って立ちしなに、下島は自分の前に据えてあった膳を
蹴返
(
けかえ
)
した。
じいさんばあさん
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
蹴返(けかえ)の例文をもっと
(15作品)
見る
けかへ
(逆引き)
旗野の
主人
(
あるじ
)
は
血刀
(
ちがたな
)
提
(
ひつさ
)
げ、「やをれ
婦人
(
をんな
)
、
疾
(
と
)
く覚めよ」とお村の
肋
(
あばら
)
を
蹴返
(
けかへ
)
せしが、
活
(
くわつ
)
の
法
(
はふ
)
にや
合
(
かな
)
ひけむ、うむと
一声
(
ひとこゑ
)
呼吸
(
いき
)
出
(
い
)
でて、あれと驚き
起返
(
おきかへ
)
る。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
蹴返(けかへ)の例文をもっと
(4作品)
見る
けか
(逆引き)
甲谷はお柳から鈍重に
蹴返
(
けか
)
えされると、ふとまた浴場の場合と同様に、芳秋蘭の姿が浮んで来た。彼は銭石山に視線を移すとまたいった。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
蹴返(けか)の例文をもっと
(2作品)
見る
蹴
常用漢字
中学
部首:⾜
19画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
“蹴”で始まる語句
蹴
蹴出
蹴飛
蹴落
蹴上
蹴鞠
蹴散
蹴込
蹴立
蹴倒
“蹴返”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
作者不詳
竹久夢二
夏目漱石
有島武郎
佐々木味津三
横光利一
泉鏡花
江戸川乱歩
森鴎外