“蹴返(けか)” の例文
甲谷はお柳から鈍重に蹴返(けか)えされると、ふとまた浴場の場合と同様に、芳秋蘭の姿が浮んで来た。彼は銭石山に視線を移すとまたいった。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
そこでガックリとなった奴を蹴返(けか)やいて、縄の端を解いてそこいらに在った道標(みちしるべ)の角石(かくいし)を結び付けた。