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庖厨
ふりがな文庫
“庖厨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かって
41.9%
ほうちゅう
32.3%
くりや
12.9%
はうちゆう
6.5%
だいどころ
3.2%
くリや
3.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かって
(逆引き)
お高の眼は物置と
庖厨
(
かって
)
の間になった出入口へ往っていた。と、十七八の色の白い小生意気に見える
小厮
(
こぞう
)
が土蔵の鍵を持って来た。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
庖厨(かって)の例文をもっと
(13作品)
見る
ほうちゅう
(逆引き)
唯
(
ただ
)
一人暇を取らずにいた女中が驚き
醒
(
さ
)
めて、
烟
(
けぶり
)
の
厨
(
くりや
)
を
罩
(
こ
)
むるを見、
引窓
(
ひきまど
)
を開きつつ人を呼んだ。浴室は
庖厨
(
ほうちゅう
)
の外に接していたのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
庖厨(ほうちゅう)の例文をもっと
(10作品)
見る
くりや
(逆引き)
離宮内侍従医長の住宅 の事でございますから、そんなに大きくもありませんが、かなりに広い客室と書室、
下僕
(
しもべ
)
部屋と
庖厨
(
くりや
)
都合四室ございます。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
庖厨(くりや)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
はうちゆう
(逆引き)
庖厨
(
はうちゆう
)
の膳棚の下へ逃げかくれしかば、公、御刀を棚下へさし入れて、へし付け給ふに手にも覚えず刃
徹
(
とほ
)
りて管内死してけり、是れに依つてかくは名づけ給ふとぞ——
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
庖厨(はうちゆう)の例文をもっと
(2作品)
見る
だいどころ
(逆引き)
下人 お
方
(
かた
)
さま、お
客人
(
きゃくじん
)
も
渡
(
わた
)
らせられ、
御膳部
(
ごぜんぶ
)
も
出
(
で
)
ました、
貴下
(
こなた
)
をばお
召
(
めし
)
、
姫
(
ひい
)
さまをばお
尋
(
たづ
)
ね、
乳母
(
おんば
)
どのはお
庖厨
(
だいどころ
)
で
大小言
(
おほこゞと
)
、
何
(
なに
)
もかも
大紛亂
(
おほらんちき
)
。
小僕
(
わたくし
)
めはこれからお
給仕
(
きふじ
)
に
參
(
まゐ
)
らにゃなりませぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
庖厨(だいどころ)の例文をもっと
(1作品)
見る
くリや
(逆引き)
ほどちかき
庖厨
(
くリや
)
のほてり
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
庖厨(くリや)の例文をもっと
(1作品)
見る
“庖厨”の意味
《名詞》
庖厨(ほうちゅう)
台所。くりや。
(出典:Wiktionary)
庖
漢検準1級
部首:⼴
8画
厨
漢検準1級
部首:⼚
12画
“庖厨”で始まる語句
庖厨口
庖厨部
検索の候補
庖厨口
庖厨部
“庖厨”のふりがなが多い著者
中里介山
田中貢太郎
南方熊楠
森鴎外
有島武郎
北原白秋
泉鏡花
吉川英治
坂口安吾
野村胡堂