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だいどころ
ふりがな文庫
“だいどころ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
台所
58.5%
臺所
29.3%
台処
3.7%
厨処
2.4%
厨房
1.2%
庖厨
1.2%
臺處
1.2%
厨
1.2%
厨所
1.2%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
台所
(逆引き)
間
(
ま
)
もなく、
女
(
おんな
)
の
子
(
こ
)
のマリちゃんが、
今
(
いま
)
ちょうど、
台所
(
だいどころ
)
で、
炉
(
ろ
)
の
前
(
まえ
)
に
立
(
た
)
って、
沸立
(
にえた
)
った
鍋
(
なべ
)
をかき
廻
(
まわ
)
しているお
母
(
かあ
)
さんのそばへ
来
(
き
)
ました。
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
だいどころ(台所)の例文をもっと
(48作品)
見る
臺所
(逆引き)
ひとへに
寄縋
(
よりすが
)
る、
薄暗
(
うすぐら
)
い、
消
(
き
)
えさうに、ちよろ/\またゝく……
燈
(
あかり
)
と
言
(
い
)
つては
此
(
この
)
一點
(
ひとつ
)
で、
二階
(
にかい
)
も
下階
(
した
)
も
臺所
(
だいどころ
)
も
内中
(
うちぢう
)
は
眞暗
(
まつくら
)
である。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
だいどころ(臺所)の例文をもっと
(24作品)
見る
台処
(逆引き)
食物は時折電話でてんや
物
(
もの
)
を取寄せ、掃除は月に一、二度派出婦を呼んでさせるので、
台処
(
だいどころ
)
の流しや戸棚の中は家族の多い貧乏世帯よりはかえって奇麗になっている。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
だいどころ(台処)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
厨処
(逆引き)
此
混堂
(
ゆや
)
に
続
(
つゞ
)
きて
厨処
(
だいどころ
)
あり、
灶
(
かまど
)
にも穴ありて地火を引て物を
烹
(
にること
)
薪
(
たきゞ
)
に同じ。次に中の
間
(
ま
)
あり、
床
(
ゆか
)
の下より
竹筩
(
たけつゝ
)
を出し、口には一寸ばかり
銅
(
あかゞね
)
を
鉗
(
はめ
)
て火を
出
(
いだ
)
さしむ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
だいどころ(厨処)の例文をもっと
(2作品)
見る
厨房
(逆引き)
厨房
(
だいどころ
)
は
隅
(
すみ
)
から
隅
(
すみ
)
まで
烟
(
けむり
)
で一ぱいでした、
公爵夫人
(
こうしやくふじん
)
は
中央
(
まんなか
)
の三
脚几
(
きやくき
)
に
凭
(
よ
)
つて
坊
(
ぼ
)
ッちやんに
乳
(
ちゝ
)
を
飮
(
の
)
まして
居
(
ゐ
)
ました、それから
料理人
(
クツク
)
は
圍爐裡
(
ゐろり
)
の
彼方
(
むかふ
)
で
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
厨房
(
だいどころ
)
に
居
(
ゐ
)
るもので
嚏
(
くさめ
)
をしないのは
只
(
たゞ
)
料理人
(
クツク
)
と、それから
竈
(
へツつひ
)
の
上
(
うへ
)
に
坐
(
すわ
)
つて、
耳
(
みゝ
)
から
耳
(
みゝ
)
まで
剖
(
さ
)
けた
大
(
おほ
)
きな
口
(
くち
)
を
開
(
あ
)
いて、
齒
(
は
)
を
露出
(
むきだ
)
して
居
(
ゐ
)
た一
疋
(
ぴき
)
の
大猫
(
おほねこ
)
ばかりでした。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
だいどころ(厨房)の例文をもっと
(1作品)
見る
庖厨
(逆引き)
下人 お
方
(
かた
)
さま、お
客人
(
きゃくじん
)
も
渡
(
わた
)
らせられ、
御膳部
(
ごぜんぶ
)
も
出
(
で
)
ました、
貴下
(
こなた
)
をばお
召
(
めし
)
、
姫
(
ひい
)
さまをばお
尋
(
たづ
)
ね、
乳母
(
おんば
)
どのはお
庖厨
(
だいどころ
)
で
大小言
(
おほこゞと
)
、
何
(
なに
)
もかも
大紛亂
(
おほらんちき
)
。
小僕
(
わたくし
)
めはこれからお
給仕
(
きふじ
)
に
參
(
まゐ
)
らにゃなりませぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
乳母 お
庖厨
(
だいどころ
)
では、
棗
(
なつめ
)
や
榲桲
(
まるめろ
)
を
與
(
く
)
れいと
呼
(
よ
)
んでゐます。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
だいどころ(庖厨)の例文をもっと
(1作品)
見る
臺處
(逆引き)
人
(
ひと
)
の
女房
(
にようぼう
)
にだけはならずに
居
(
ゐ
)
て
下
(
くだ
)
されと
異見
(
ゐけん
)
を
言
(
い
)
はれしが、
悲
(
かな
)
しきは
女子
(
をなご
)
の
身
(
み
)
の
寸燐
(
まつち
)
の
箱
(
はこ
)
はりして
一人口
(
ひとりぐち
)
過
(
すぐ
)
しがたく、さりとて
人
(
ひと
)
の
臺處
(
だいどころ
)
を
這
(
は
)
ふも
柔弱
(
にうじやく
)
の
身體
(
からだ
)
なれば
勤
(
つと
)
めがたくて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
太吉
(
たきち
)
が
待
(
ま
)
つて
居
(
ゐ
)
ますからといふに、おゝ
左樣
(
さう
)
だと
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
したやうに
帶
(
おび
)
を
解
(
と
)
いて
流
(
なが
)
しへ
下
(
お
)
りれば、そゞろに
昔
(
むか
)
しの
我身
(
わがみ
)
が
思
(
おも
)
はれて九
尺
(
しやく
)
二
間
(
けん
)
の
臺處
(
だいどころ
)
で
行水
(
ぎようずゐ
)
つかふとは
夢
(
ゆめ
)
にも
思
(
おも
)
はぬもの
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
だいどころ(臺處)の例文をもっと
(1作品)
見る
厨
(逆引き)
三娘はそれから
厨
(
だいどころ
)
へ入って往って母にかわって炊事をし、里の両親に御馳走をした。
水莽草
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
だいどころ(厨)の例文をもっと
(1作品)
見る
厨所
(逆引き)
張順は引っ返して、
厨所
(
だいどころ
)
から
料理庖丁
(
いたまえぼうちょう
)
を手にかくして来た。
江上稼
(
こうじょうかせ
)
ぎの悪船頭、
截江鬼
(
せっこうき
)
をここで見てはもう見のがしておけないという気になっていたのである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だいどころ(厨所)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
だいどこ
くりや
かって
だいところ
くり
ちゅう
いたまえ
ちゅうぼう
ちゆうばう
ここ