“御膳部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごぜんぶ66.7%
おたて33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御膳部ごぜんぶの用意が、できましてございますが……御家来衆は別室で、ということで、どうぞお二人はあちらへ——」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
下人 おかたさま、お客人きゃくじんわたらせられ、御膳部ごぜんぶました、貴下こなたをばおめしひいさまをばおたづね、乳母おんばどのはお庖厨だいどころ大小言おほこゞとなにもかも大紛亂おほらんちき小僕わたくしめはこれからお給仕きふじまゐらにゃなりませぬ。
お納戸役が御膳部おたてへ、朝飯のお風味に出かけていったのち、毒味がすんで、お膳を受け取ってお次の間まで運んでまいります。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)