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だいどこ
ふりがな文庫
“だいどこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
台所
72.2%
臺所
11.1%
臺處
11.1%
台処
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
台所
(逆引き)
絹足袋の、
静
(
しずか
)
な畳ざわりには、客の来たのを心着かなかった鞠子の
婢
(
おさん
)
も、旦那様の踏みしだいて出る
跫音
(
あしおと
)
に、ひょっこり
台所
(
だいどこ
)
から顔を見せる。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
だいどこ(台所)の例文をもっと
(13作品)
見る
臺所
(逆引き)
手撈
(
てさぐ
)
りに、火鉢の
抽斗
(
ひきだし
)
からマツチを取出すと、
手捷
(
てばしこ
)
く
摺
(
すり
)
つけて、
一昨日
(
おとゝひ
)
投出
(
ほうりだ
)
して行つたまゝのランプを、
臺所
(
だいどこ
)
の口から持つて來て、火を
點
(
つ
)
けたが、もう何をする勇氣もなく、
取放
(
とりツぱな
)
しの蒲團の上に
絶望
(旧字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
だいどこ(臺所)の例文をもっと
(2作品)
見る
臺處
(逆引き)
信
(
のぶ
)
さんの
下駄
(
げた
)
は
己
(
お
)
れが
提
(
さ
)
げて
行
(
ゆ
)
かう、
臺處
(
だいどこ
)
へ
抛
(
ほう
)
り
込
(
こ
)
んで
置
(
おい
)
たら
子細
(
しさい
)
はあるまい、さあ
履
(
は
)
き
替
(
か
)
へて
夫
(
そ
)
れをお
出
(
だ
)
しと
世話
(
せわ
)
をやき、
鼻緒
(
はなを
)
の
切
(
き
)
れしを
片手
(
かたて
)
に
提
(
さ
)
げて、それなら
信
(
のぶ
)
さん
行
(
いつ
)
てお
出
(
いで
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
だいどこ(臺處)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
台処
(逆引き)
台処
(
だいどこ
)
へ
抛
(
ほを
)
り込んで置たら子細はあるまい、さあ履き替へてそれをお出しと世話をやき、鼻緒の切れしを片手に提げて、それなら信さん行てお
出
(
いで
)
、
後刻
(
のち
)
に学校で逢はうぜの約束
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
だいどこ(台処)の例文をもっと
(1作品)
見る
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