“下階”の読み方と例文
読み方割合
した100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとへに寄縋よりすがる、薄暗うすぐらい、えさうに、ちよろ/\またゝく……あかりつてはこの一點ひとつで、二階にかい下階した臺所だいどころ内中うちぢう眞暗まつくらである。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手欄てすりより下階したのぞきて声を張上げ店番を呼立たり。
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
「し……下階したに……下階にいる」
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)