“やもり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
守宮64.8%
壁虎12.7%
家守8.5%
宮守7.0%
屋守7.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠くの街燈のほのかな光線が、守宮のように二階の窓の雨戸にへばりついた黒い背広に黒いソフト帽の人物を、朦朧と映し出している。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
というのは、蛇ばかりでなく、人形の腹には壁虎が一匹やっぱり釘づけになって生きている。よっぽど執念ぶかい奴の仕業に相違ありませんね
半七捕物帳:43 柳原堤の女 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「あの人は物の汚點家守見たいな人で、何處に居るかわかりやしません。鐵砲は撃てさうもないが、下手人の姿くらゐは見て居るでせうよ」
夏の夜、の外にいつも青蝿のジイジイという悠長な叫びを聞くが、これはきっと宮守に食われたのだろう。わたしは前には一向そんなことに気を留めなかった。
兎と猫 (新字新仮名) / 魯迅(著)
屋守のように塀板へみついて、じっと首を垂れ乍ら、ころころと足元の小石にいたずらをしていたが、突然クスクスと笑い出したかと思うと、吐き出すように言った。
流行暗殺節 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)