“頓狂”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とんきょう83.2%
とんきやう14.7%
とんきょ1.1%
とんけふ1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“頓狂”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.8%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
私は又も、何かしら形容の出来ない、もの怖ろしい予感に対して戦慄させられた。思わず座り直して頓狂とんきょうな声を出した。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
馬鹿な顔をして、それを見ていた一人の男が、不意に、すっ頓狂とんきょうな声をだして、ふところやたもとをハタき始めた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八五郎は頓狂とんきやうな聲を出しました。眞白なものが、格子を潜つて、暗い廊下を突つ切つたのです。
すると、例の若い女は急に頓狂とんきやうな声で笑ひ出し、そして、口早に軽侮の言葉を射放つた——
アリア人の孤独 (新字旧仮名) / 松永延造(著)
という頓狂とんきょな声がして、澄夫の背後の廊下から伝六郎が躍出おどりだして来た。
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その顏が——晝間の印象では——見るもいやなほど頓狂とんけふに痩せてる割りには、その他の部分はさうでもないらしかつたが——。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)