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おしえ
ふりがな文庫
“
教訓
(
おしえ
)” の例文
お種は、気の置けない弟の前ですら、夫の
噂
(
うわさ
)
することを
羞
(
は
)
ずるという風であった。夫から受けた深い苦痛——その心を他人に訴えるということは、父の
教訓
(
おしえ
)
が許さなかった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
私
(
わたくし
)
はそこで
乙姫様
(
おとひめさま
)
からいろいろと
有難
(
ありがた
)
い
教訓
(
おしえ
)
やら、お
指図
(
さしず
)
やら、
又
(
また
)
おやさしい
慰
(
なぐさ
)
めのお
言葉
(
ことば
)
やらを
戴
(
いただ
)
きました。お
蔭
(
かげ
)
で
私
(
わたくし
)
は
自分
(
じぶん
)
でも
気
(
き
)
がつくほどめきめきと
元気
(
げんき
)
が
出
(
で
)
てまいりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
善悪判明の世である、故に今世に隠れて来世に顕われよとの
教訓
(
おしえ
)
である。
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
ああ、
師父
(
しふ
)
か。師父はな、これより北の
方
(
かた
)
、二千八百里、この
流沙河
(
りゅうさが
)
が
赤水
(
せきすい
)
・
墨水
(
ぼくすい
)
と落合うあたりに、
庵
(
いおり
)
を結んでおられる。お前さんの
道心
(
どうしん
)
さえ堅固なら、ずいぶんと、
教訓
(
おしえ
)
も垂れてくだされよう。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
教
常用漢字
小2
部首:⽁
11画
訓
常用漢字
小4
部首:⾔
10画
“教訓”で始まる語句
教訓的