“流沙河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうさが50.0%
りうさが25.0%
りゅうさがわ25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころ流沙河りゅうさがの河底にんでおった妖怪ばけものの総数およそ一万三千、なかで、かればかり心弱きはなかった。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
流沙河りゅうさがの水を出てから、いったいどれほど進歩したか? 依然たる呉下ごか旧阿蒙きゅうあもうではないのか。
彼らは流沙河りゅうさがの河底にそれぞれ考える店を張り、ために、この河底には一脈の哲学的憂鬱が漂うていたほどである。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
さて、今年の秋、この流沙河りゅうさがを東から西へと横切る三人の僧があろう。西方金蝉きんせん長老の転生うまれかわり玄奘法師げんじょうほうしと、その二人の弟子どもじゃ。
悟浄出世 (新字新仮名) / 中島敦(著)
ここを南に去ること一里がほどに、流沙河りうさがと申す大河がおぢやる。この河は水嵩みづかさも多く、流れも矢を射る如くぢやによつて、日頃から人馬の渡りに難儀致すとか承つた。なれどごへんほどの大男には、容易たやす徒渉かちわたりさへならうずる。
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
……水上みなかみ幾千里いくせんりだか分らない、天竺てんじくのね、流沙河りゅうさがわすえだとさ、河幅が三里の上、深さは何百尋なんびゃくひろか分りません。
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)