“沙流”の読み方と例文
読み方割合
さる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ一度聞いたことがあるのは、日高の国、沙流さる山道の駅亭が化け物屋敷にて、ここに宿泊せしものが妖怪を実視したとの話を聞いたのみである。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
日高の沙流さる地方でも昔はそれがあり、それを“アイヌ・ペウレㇷ゚”(aynu-pewrep 人間である熊の子)
魔物に狙われるということ 日高国沙流さる平取ぴらとり部落で、昔ある婆さんが眠っていると、夜の引き明け頃に、戸外で自分の名を呼んだような気がした。二度呼んだ。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)