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亜鉛葺
ふりがな文庫
“亜鉛葺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
トタンぶき
54.5%
とたんぶき
27.3%
トタンぶ
9.1%
あえんぶ
9.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
トタンぶき
(逆引き)
夕方
芭蕉
(
ばしょう
)
に落ちた響はもう聞こえない代りに、
亜鉛葺
(
トタンぶき
)
の
廂
(
ひさし
)
にあたる音が、非常に淋しくて悲しい
点滴
(
てんてき
)
を彼女の耳に絶えず送った。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
亜鉛葺(トタンぶき)の例文をもっと
(6作品)
見る
とたんぶき
(逆引き)
僕等は
芒
(
すすき
)
の穂を出した中を「悠々荘」の
後
(
うし
)
ろへ
廻
(
まわ
)
って見た。そこにはもう
赤錆
(
あかさび
)
のふいた
亜鉛葺
(
とたんぶき
)
の
納屋
(
なや
)
が
一棟
(
ひとむね
)
あった。
悠々荘
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
亜鉛葺(とたんぶき)の例文をもっと
(3作品)
見る
トタンぶ
(逆引き)
今日
(
こんにち
)
の
回向院
(
ゑかうゐん
)
はバラツクである。
如何
(
いか
)
に
金
(
きん
)
の
紋
(
もん
)
を打つた
亜鉛葺
(
トタンぶ
)
きの屋根は
反
(
そ
)
つてゐても、
硝子
(
ガラス
)
戸を立てた本堂はバラツクと云ふ
外
(
ほか
)
に仕かたはない。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
亜鉛葺(トタンぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あえんぶ
(逆引き)
如何に金の紋を打った
亜鉛葺
(
あえんぶ
)
きの屋根は反っていても、ガラス戸を立てた本堂はバラックという外は仕かたはない。僕等は読経の声を聞きながら、やはり僕には昔馴染みの鼠小僧の墓を見物に行った。
本所両国
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
亜鉛葺(あえんぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
亜
常用漢字
中学
部首:⼆
7画
鉛
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
葺
漢検準1級
部首:⾋
12画
“亜鉛”で始まる語句
亜鉛
亜鉛板
亜鉛塀
亜鉛屋根
亜鉛張
亜鉛盥
亜鉛華
亜鉛鍍金
検索の候補
亜鉛
亜鉛板
亜鉛屋根
亜鉛塀
亜鉛張
亜鉛盥
亜鉛華
亜鉛鍍金
鉛板葺
亜砒酸鉛
“亜鉛葺”のふりがなが多い著者
与謝野寛
水上滝太郎
島崎藤村
永井荷風
夏目漱石
与謝野晶子
芥川竜之介
森鴎外
夢野久作