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錆声
ふりがな文庫
“錆声”の読み方と例文
旧字:
錆聲
読み方
割合
さびごえ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さびごえ
(逆引き)
果然
(
はたして
)
夫の病気は
畳
(
たたみ
)
の目一つずつ漸々快方に向って、九年の後死んだ。顔の蒼白い、
頬骨
(
ほおぼね
)
の高い、眼の
凄
(
すご
)
い、義太夫語りの様な
錆声
(
さびごえ
)
をした婆さんである。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
関取
衆
(
しゅ
)
が芸者の中へ這入って
甚句
(
じんく
)
を踊り、
或
(
あるい
)
は
錆声
(
さびごえ
)
で
端唄
(
はうた
)
をやるなどと開けましたが、前から天下の力士という名があり、お大名の抱えでありますから、だん/\承って見ますると
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
上野介の
錆声
(
さびごえ
)
が、耳鳴りに聞える。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錆声(さびごえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
錆
漢検準1級
部首:⾦
16画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“錆”で始まる語句
錆
錆槍
錆刀
錆色
錆釘
錆着
錆附
錆腐
錆付
錆味
“錆声”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
三遊亭円朝
吉川英治