トップ
>
空漠
ふりがな文庫
“空漠”の読み方と例文
読み方
割合
くうばく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くうばく
(逆引き)
十数日を野や山に伏して、ひたすらこの地点まで、と、一図に働き、
遂
(
つい
)
に成ったあとのあの
空漠
(
くうばく
)
とした疲労をお互いに感じあって。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
これは何となく信じ難い、変てこな事実であった。
空漠
(
くうばく
)
たる五ヶ月間が、犯罪動機と犯罪そのものとの
連鎖
(
れんさ
)
を、ブッツリ断ち切っていた。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
と、
何処
(
どこ
)
か見当の付かぬ処で、大きなおならの音がした。かの女の
引締
(
ひきし
)
まって居た気持を、急に
飄々
(
ひょうひょう
)
とさせるような
空漠
(
くうばく
)
とした音であった。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
空漠(くうばく)の例文をもっと
(28作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
漠
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
検索の候補
空々漠々
“空漠”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
本庄陸男
嘉村礒多
近松秋江
ロマン・ロラン
夏目漱石
上田敏
国木田独歩
斎藤茂吉
原民喜