トップ
>
焼火箸
ふりがな文庫
“焼火箸”の読み方と例文
読み方
割合
やけひばし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やけひばし
(逆引き)
六条は、突然右
胸部
(
きょうぶ
)
に
焼火箸
(
やけひばし
)
をつきこまれたような
疼痛
(
とうつう
)
を感じた。胸に手をやってみると、
掌
(
てのひら
)
にベットリ血だ。とたんに彼ははげしく
噎
(
む
)
せんだ。
空中漂流一週間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その言葉の端が大西氏の
焦立
(
いらだ
)
つた神経に触つたものか、博士のお
喋舌
(
しやべり
)
が済むか済まないうちに、大西氏はいきなり
焼火箸
(
やけひばし
)
のやうな真赤な言葉を投げつけた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
四つか五つの時分に、
焼火箸
(
やけひばし
)
を
捺
(
おし
)
つけられた
痕
(
あと
)
は、今でも丸々した手の甲の肉のうえに
痣
(
あざ
)
のように残っている。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
焼火箸(やけひばし)の例文をもっと
(16作品)
見る
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
箸
常用漢字
中学
部首:⽵
15画
“焼火”で始まる語句
焼火
焼火山
検索の候補
火箸
鉄火箸
金火箸
鐵火箸
大火箸
焙火箸
長火箸
鴈投火箸
焼火
焼酎火
“焼火箸”のふりがなが多い著者
小林多喜二
泉鏡花
長谷川時雨
徳田秋声
夏目漱石
薄田泣菫
海野十三
坂口安吾